
頭芋はゴリゴリしているから、敬遠されるお客さんも多いけど、実は里芋や海老芋の頭芋は、子や孫芋に栄養を与えながら自分の栄養も残すんです。
農家さんから『里芋の親芋のような親になりなさい』と言われた記憶が。
その心は、子育てでヘトヘトになるも分かるが、自分に先ず栄養を、ゴリゴリ、カスカスになる前に自分も大切に!と言う事。
なので、里芋の頭芋は、美味しいんです。
写真とレシピは藤忠の呑み友達 Junpei Nishimoto料理人作😁
●頭芋の炊いたん菜の花添えて。
沸かさずゆっくりコトコトいうかいわないか位で火にかけて、串がスッと入れば、湯から取り出して、10:1:1=出汁:薄口醤油:味醂
位の割合で沸かさずコトコト10分くらい炊いてそのまま冷ます。割合は目安なので、濃ければ薄く、薄ければ濃く調整してください。甘みがほしいなと思えば、砂糖で調整するのもありです。
一日置いてから食べるほうが、味がしみて良いと思います。
その炊いた出汁に蟹身をほぐし入れて、薄く餡にしてかけてもおいしいです。
菜の花は湯がいて、芋を炊いた出汁につけました。
●唐揚げは、このたいた芋を適当に切って、片栗粉をまぶして良い揚げ色がつけばオッケーです。
皮は、よく洗い、生のまま、片栗粉をまぶして低温で焦げないようにしっかり揚げます。
揚げ物のも菜の花です。
もし柚子があれば、炊いた芋や揚げた芋に、皮をおろし金でおろして、ササッと振りかけると、香りが良くていいです。
芋のねっとりとした食感と味わいを楽しんでもらえたらいいですね!(Junpei Nishimotoから提供)
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