
『柿の葉寿司本舗たなかと奈良・五條の街並み』
アドマン時代に営業担当させて頂いた柿の葉寿司本舗たなかさんに超久しぶりにお邪魔😁
TV•ラジオ・新聞・雑誌・交通広告・看板・催事・黎明期のインターネット・ブランディング・マーケティング・クリエイティブ、全てを叩き込まれた僕にとっては師匠のような会社。
社長は、自社の柿の葉寿司を『私の子たち』と言ってました。
『私の子を最高の状態でお客様に届けるのが、あんたの仕事やで!』と。
何度も何度も企画書を提案し、突き返され、ようやく採用された時、社長は僕に言いました。
『ちょっとはうちの子たちを愛してくれたな。
ありがとう』って。
そう!広告は愛を届けるのです。
そんな愛された柿の葉寿司は奈良・五條の古くからの郷土料理。京都と同じく内陸にあるので新鮮な魚がありません。
和歌山の海で獲れた鯖を塩漬けにして紀ノ川、吉野川を遡り、五條に届いたのです。
その鯖を柿の名産地であった為、酢飯に鯖をのせ、柿の葉で巻いて食べたのが始まりです。
お祭りやめでたい時に食べられたハレの食べ物だったのです。
柿の葉には抗菌作用も高くお寿司を保存するのにも役立ちました。
(たなかの社長は、子たちを愛する以上に五條を愛してたのです。)
そんな柿の葉寿司の発祥の地、奈良・五條。
柿の葉寿司が笑顔でハレの日に食べられた江戸時代の街並みが今もその風情を伝えています。
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