雅な平安の時代を感じさせる城南宮

 梅の名所として有名な城南宮。もう満開かなと思いきや、まだ咲き始め。

城南宮は平安京遷都の折に、南の守護として創建された神社です。

白河上皇はこの地をたいそう愛で、離宮を造営しました。鳥羽離宮、城南離宮と呼ばれる場所でした。

 その後、院政の政をする御所でもあり、平安時代の趣を残す貴重な場所です。

 その後、後鳥羽上皇が承久の乱で錦の御旗の下、王政復古を目指し、この地で挙兵したが失敗して
武家政権が確立されました。

 戊辰戦争では薩長土肥が錦の御旗を掲げ、城南宮の参道から、戊辰戦争を始めました。

 歴史の転換点に大いに関わって来た城南宮。

平安絵巻のような平和で優雅な時代に戻るように祈ってます。