
『東寺・御影堂の万病ぬぐい』
東寺は元来、国家鎮護のために創建された西寺と共に平安京の中に建てられたお寺です。
東寺の中には祈りの仕掛けが境内のあちこちにあります。
その中でも、今の京都御所よりもずっと古い寝殿造の様相を唯一残す西院・御影堂の中に万病を拭うとされる贔屓があります。
贔屓は竜の子で重い物を背負うとされています。
そのご利益は、自身の悪い箇所を摩って撫でると贔屓さんが病を吸い取って下さるのです。
今、世界はコロナに、戦争に重たい空気が漂ってます。
その重い空気を贔屓さんに吸い取って、平和な世界を祈願して来ました。
東寺を訪れる事があれば、是非、西院・御影堂にお参りください。